新型コロナウイルス感染症への対応|在宅患者さんおよびご家族へ
誰もがこんなにも長引くとは予期しなかった新型コロナウイルス感染症(以下COVID-19)。毎日のように変異株のニュースが流れ、一時期減ったと思った患者数は気がついたらあっという間に増えている毎日の感染者の速報。幾度となく医療崩壊の危機に面してきた日本ですが、これからもしばらくはwithコロナの生活が続くと思われます。
日本政府は、令和3年7月12日から8月22日まで、東京都に4度目の緊急事態宣言が発令されました。また、沖縄県は5月23日の発令以来、解除されることはなく、東京都と同じく8月22日まで宣言延長の予定です。
そんな中、特に、ご自宅に在宅患者さんがいらっしゃるご家族は、「もし、自分がコロナウイルスを外から家の中に持って行ってしまったら…」と心配されていることでしょう。
今一度、COVID-19に対する対策を見直してみましょう。
「新しい生活様式」ってなに?
5月4日に専門家会議で提言されたご家庭における「新しい生活様式」。今まで以上に感染防止に努める日常生活を定着させ、持続させようという生活スタイルのことです。
具体的な実践例は以下の通りです。
(1)一人ひとりの基本的感染対策
・身体的距離の確保(できるだけ2m、最低でも1mは空ける)
・会話のときには、必ずマスクの着用
・会話するときには、真正面は避けること
・手洗いは30秒程度かけて、水と石鹸で丁寧に。
・感染流行地域への移動、また感染流行地域からの移動は控える
・帰省や旅行は控える
・やむを得ず、出かける際は、感染した時の場合に誰とどこで会ったかメモしておく
・地域の感染状況に注意
(2)日常生活を営む上での基本的生活様式
・上記の他、こまめな手洗い、換気、「3密」の回避、毎朝の体温チェック
・その他、買い物は通販を利用する。
・移動については、公共交通機関はできるだけ控える・混雑する時間帯は避ける、徒歩や自転車の利用も活用するなど
・食事は外食ではなく、持ち帰りやデリバリー、大皿は避け、料理は個々によそう
・食事中の会話は控えるなど
また、新しい働き方改革としてテレワークを中心として出勤はローテーション、時差通勤、オンライン会議、オンライン名刺交換などが提案されています。
しかし、今夏は早くから気温が高い日が多く、熱中症も懸念されています。
エアコンを上手に活用し、具合を悪く感じたらマスクを外して、人気の少ない場所で休む、普段から涼しい恰好をするなど心がけましょう。
感染拡大防止するには
基本的なことですが、「マスクの着用・こまめに手洗い・手指消毒」「不要不急の外出を避けること」「3つの密を避けること」などが重要です。
「3つの密」とは
・密閉空間(換気の悪い密閉空間)
・密集場所(多くの人が密集している)
・密接場面(互いに手を伸ばしたら届く距離での会話や共同行為が行われる)
という3条件が揃ったときに、感染リスクが拡大しやすいとされています。
不安を抱えながら、ご自宅でご家族介護をされている方へ
今回のCOVID-19で不安な中、ヘルパーなど介入しておらず、ご自宅にてご家族だけで介護をされている方は、まずはお近くの地域包括支援センターへご相談ください。ケアマネージャーとお話をし、介護認定等の査定の結果、ご家族の負担が軽くなる可能性が高いです。

